いわき名物ガイド
延喜式内磐城七社を巡る 御朱印の旅
いわきの延喜式内七社を順に巡り、お参りし、御朱印を頂くコースです
いわき市内の寺社仏閣は300件近く。格式高い延喜式内七社を巡り、御朱印を頂きましょう。みなさまにご利益がありますように。

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全行程:約4時間
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いわき中央ICから車で約13分
1

二俣神社

延喜式内磐城七社の一つ
  • 二俣神社
延喜式内磐城七社の一つ。神名帳には記載があったが、中世の間に廃絶。
磐城平藩主内藤義概(よしむね)の調査の際に、下小川村を流れる夏井川あたりにある二又八幡宮を「其辺りの河水二又に分かれて長るるを以て二俣の神號は起こりしならん(その辺りで夏井川が二又に分かれて流れているのをもって、二俣という号は起こった)という理由で、二俣神社の遺跡と同定しています。

●延喜式内磐城七社
【御朱印】有(子鍬倉神社にて授与)

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
車で約13分
2

子鍬倉神社

「県社」の愛称で親しまれる神社
  • 子鍬倉神社
延喜式内磐城七社の一つ。神名帳には記載がありましたが、中世の間に断絶。磐城平藩主内藤義概の調査において桜町に「稲荷の小社残れり、往歳其辺りより勾玉を出せることあらば古蹟たること疑ひなし」(桜町には稲荷神社の小社が残っていた、往年には其のあたりより勾玉も出土したことがあったので、これは子鍬倉神社の古跡であることは疑いない)と同定し、復興に際して現在の揚土に社殿を造営しています。
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を御祭神とし、社名の子鍬倉は「衣食住」を表現しています。
4月18日に例大祭が執り行われ、その週末に2基の神輿が平市街地を渡御いたします。

●ヒイラギ (市指定天然記念物 昭和55年9月1日)
<樹高:7.2m、幹周:1.6m>
【御朱印】有

【年中行事】
節分祭:毎年2月3日に節分祭・豆打ちの儀が行われます。
●例大祭:4月18日に例大祭が行われ、その週末に2基の神輿が平市街地を渡御します。

【イチオシ】
いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
いわきの節分については→<豆まきに行こう!
車で約15分
3

大國魂神社

延喜式内磐城七社、磐城郡七座の首座として鎮座するいわき市最古の神社
  • 大國魂神社
延喜式内磐城七社の一つ。神名帳では磐城七社の筆頭にあげられます。
主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)こと大己貴神(おおなむちのかみ)。創建年は未詳ですが、周辺に甲塚古墳や推定樹齢1,000年の大杉があることから、歴史の古さがうかがえます。
同社に伝わる国魂文書は中世磐城の様子を知ることができる一級史料であり、県指定重要文化財。現在の社殿は江戸時代の延宝8年(1679)の建立で市の有形文化財に指定されております。

また、年3回奉納される「大和舞」は出雲流神楽の流れをくみ、記紀に伝わる神話をはやし方の音に合わせて踊ります。
大和舞とは神様に奉納する舞であり、昭和63年(1988)にいわき市の無形重要文化財に指定されました。江戸時代の亨保年間(1716~1736)にはすでに演じられており、内藤露沾の和歌にも詠まれています。
演目には「三番叟」「三本剣」「猿田彦の舞」「恵比寿舞」「大黒舞」「天之岩戸の舞」「天宇豆女」があり、ひとつの舞が終わるごとに縁起物の白扇や紅白餅がまかれます。

●延喜式内磐城七社
●国魂文書 (県指定重要文化財 工芸品 昭和30年2月4日)
●磐城大國魂神社のお潮採り神事 (県指定重要無形民俗文化財 平成20年4月4日)
●大國魂神社本殿(附)陳礼7枚 (市指定有形文化財 建造物 平成16年4月28日)
●国魂石室記並びに出土品・箱 (市指定有形文化財 歴史資料 平成19年6月27日)
●大國魂神社の大和舞 (市指定有形民俗文化財 昭和63年1月20日)
●大國魂神社社叢 (市指定天然記念物 平成10年4月10日)
【御朱印】有

【年中行事】
初音祭:成人の日に行われる初音祭は、大黒様のお祭りであり、商売繁盛や家内安全が祈願されます。
大國魂神社例大祭:毎年5月3日~4日に行われ、雲流神楽の大和舞と稚児舞が奉納されます。

【イチオシ】
いわきの伝統行事についてはこちら→<いわきの伝統
車で約8分
4

佐麻久嶺神社

閑静な森の中にある「事始めの神様」
  • 佐麻久嶺神社
延喜式内磐城七社の一つ。祭神は五十猛命(いそたけるのみこと)。須佐之男命(すさのおのみこと)の御子で別の名を大屋毘古命(おおやびこのかみ)と云い「事始めの神」として信仰されています。
室町時代、当時の村主が戦争にまきこまれ、旧記や神領等をことごとく失ったので、一時、矢田村に居を移し神を勧請して、この場所に郷民が社を建てました。
ところが、神霊は旧社を慕って毎夜中山の嶺に光を放つので村主がその噂を嫌がり、社を取り壊してしまいました。その後、旧地に社を遷したが、天和2年(1682)3月、雷火にあって焼失したので磐城平藩主内藤義概が翌年8月に再建し、山林一町を寄進して祭祀に供し、現在にいたります。
境内には、市内最古と言われる大杉やケヤキ・ヒノキなどの御神木があり、社叢の暖地植生は昭和51年(1976)5月27日に市の天然記念物に指定されました。

●延喜式内磐城七社
●佐麻久嶺神社社叢の暖地植生 (市指定天然記念物 昭和51年5月27日)
● 杉の大木:樹高:22.6m、胸高幹周り:5.82m、樹齢樹齢:1,200年余
【御朱印】有

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化


車で約10分
5

鹿嶋神社

延喜式内磐城七社の一つ
  • 鹿嶋神社
延喜式内磐城七社の一つ。鹿島神宮の分社で祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。
日本神話の「国譲り」に登場する神で、出雲の建御名方命(たけみなかたのみこと=諏訪大社の祭神)を下したことから、古来、武神として信仰される。磐城でも古代より信仰され、「日本三代実録」によると菊多郡に一社、磐城郡に十一社の分社が認められます。
本社はそのなかから「只其一社のみ」磐城七社に加えられています。
見事なまでにまっすぐと立つ本殿脇の杉は、昭和58年12月14日に市指定保存樹木に指定されています。

●延喜式内磐城七社
●スギ (市指定保存樹木NO.86 昭和58年12月14日)
< 樹高 31.6m、幹周 3.5m>
【御朱印】有(立鉾鹿島神社にて授与)

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
車で約13分
6

住吉神社

全国住吉七社の一社で、東北一の社(やしろ)として崇敬された、最も古い神社の一つ
  • 住吉神社
延喜式内磐城七社の一つ。平安時代には既に現在の場所に社殿を有し、それから移転することもなく今日に至った延喜式内社です。全国に住吉神社は多くありますが、全国住吉七社の一社に数えられ、各地の住吉神社同様、安産・海上安全・清祓・学問・芸術の神として信仰されております。10月には古式に即した祭礼として勅使参向式と流鏑馬がおこなわれており、流鏑馬神事は県内に残る数少ない流鏑馬でございます。

●延喜式内磐城七社
●住吉神社本殿 附 陳礼・木簡 8枚 (県指定重要文化財 建造物 昭和33年8月1日)
●住吉神社の流鏑馬並びに勅使参向式 (市指定無形民俗文化財 平成16年4月28日)
●シイ・カシ林 (市指定保存樹木 平成18年12月15日)
 <面積:2,000㎡>
【御朱印】有

【年中行事】
●祈年祭:2月中旬に神職総代の手により毎年行われています。
●蝗祈祷(むしぎとう)祭:6月中旬に神職総代の手により毎年行われています。
●例大祭:10月中旬に、勅使参向式、流鏑馬、巫女舞などの神振行事が同時に催され、多くの参詣人が訪れます。

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
車で約15分
7

温泉神社

湯本町の鎮守様として広く崇敬を集める
  • 温泉神社
延喜式内磐城七社の一つ。「ゆのじんじゃ」、「ゆぜんさま」とも呼ばれます。
祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)。
湯ノ岳を神体山とする。社伝によると上古は湯ノ岳山頂に鎮座し、中世には観音山、江戸時代の明和5年(1768)に現在地へ遷宮しました。本殿は元禄8年(1695)に内藤家により造営され、現在、市の有形文化財に指定されております。

●延喜式内磐城七社
●温泉神社本殿(附)陳礼8枚、扁額1面 (市指定有形文化財 建造物 平成17年4月27日)
●ニワウルシ (市指定保存樹木 昭和55年9月1日)
【御朱印】有(季節により特別御朱印有)

【年中行事】
例大祭 別称「さつきまつり」
温泉神社の初詣・お正月

【ライトアップ】通年 17:00頃~21:00頃 ※季節により変動有り
季節の移ろいに合わせ色を変化させ、また、こんこんと湧き出る温泉の揺らぎをイメージした演出など、これまでにないライトアップをお楽しみください。

【イチオシ】
・気ままに巡るいわきの四季→<きらりきらりと四季紀行
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
・紅葉状況お届けします→<紅葉狩りはいわきへ
・初日の出・初詣→<いわきで新年を迎えよう!
【合わせて巡るスポット】
野口雨情記念湯本温泉童謡館
鶴のあし湯広場
さはこの湯公衆浴場
【イベント】
いわき湯本温泉さくらまつり
いわき湯本温泉夏まつりの夕べ
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