いわき名物ガイド
いわき駅START~歴史の散歩道~
いわき駅での列車待ちの合間にいわきの歴史道を2時間お散歩しませんか?
戊辰戦争により落城した磐城平城跡周辺を巡り、当時の面影を辿り歩くことが出来ます。
いわき駅から歩いてすぐの所に、磐城平城が建てられていました。城跡と共に、石垣、お堀の跡を見ることができます。
磐城平藩主安藤家の菩提寺である良善寺には、戊辰戦争で飛び交った鉄砲玉の跡が残っています。
磐城藩が治めた時代に想いを馳せながら、いわきの地をゆっくり散策ください。

全行程:約3時間
START
いわき駅から徒歩で約3分
1

磐城平城跡塗師櫓石垣

磐城平城本丸を囲む石垣でした
  • 磐城平城跡塗師櫓石垣
市指定史跡となっている
徒歩で約2分
2

磐城平城本丸跡地

桜や梅が美しい和風庭園や、歴史ある石垣が残る名所
  • 磐城平城本丸跡地
※磐城平城本丸跡地は現在整備中のため見学は出来ません。

江戸時代に建てられた磐城平城を偲ぶ本丸跡地では、いわきの歴史を感じることができます。和風庭園には春になると梅や桜が咲き誇り、特に桜の開花シーズンには桜祭りが開催され、幻想的なライトアップもされるなど、大いに賑わいます。明治時代に藩政が行われた旧仮藩庁や、立派な石垣、白蛇の言い伝えが残る白蛇堀など、歴史を感じさせるスポットとして訪れる人が後を絶ちません。

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
徒歩で約1分
3

丹後沢公園

磐城平城の本丸と二の丸、三の丸の間の内堀
  • 丹後沢公園
磐城平城の本丸と二の丸、三の丸の間の内堀だったところで、今では近代的な公園として整備されております。
沼の周囲には遊歩道も作られ、市民の憩いの場となっています。
4月は桜、5月には菖蒲が楽しめます。

【桜の名所】
【例年の桜の見頃】4月上旬頃
桜の開花状況はこちらから→<いわき 桜の名所案内~開花状況~
徒歩で約15分
4

長源寺

市内に残る数少ない大名墓
  • 長源寺
鳥居忠政が父・元忠の菩提を弔うために建立したのを始まりとする鳥居家の菩提寺、曹洞宗の寺院です。
鳥居家墓所は市の史跡に指定されており、市内に残る数少ない大名墓として貴重な遺構となっています。。
徒歩で約10分
5

飯野八幡宮

颯爽と疾走する馬上からの流鏑馬神事
  • 飯野八幡宮
平安時代の康平6年(1063年)、源頼義が奥州討伐の際、源家が崇敬している石清水八幡を磐城の地に勧請し、戦勝を祈願したのが始まりと伝えられています。
例祭は8月14・15日に執り行われていましたが、明治40年からは太陽暦の9月14・15日となりました。
近年では、9月15日の例大祭直前の土・日曜日に古式大祭及び流鏑馬神事が執り行われます。
400年も続いているこの流鏑馬の神事は現在の競馬と同じく、作占いのために行われたものだと言われています。
縁起物として扇子や生姜を撒くことから、別名生姜祭りとも言われています。【県社】

●飯野八幡宮 本殿、若宮八幡神社本殿、仮殿、神楽殿、唐門、楼門、宝蔵
 (国指定重要文化財 建造物 昭和58年1月7日・平成14年12月26日)
●大薙刀(銘)備州長船住盛景/貞治六年十一月日 (国指定重要文化財 工芸品 昭和49年6月8日)
●飯野家文書 (国指定重要文化財 古文書 平成6年6月28日)
●常滑大壺 (県指定重要文化財 工芸品 昭和32年3月27日)
●紙本著色飯野八幡宮絵図 (県指定重要文化財 歴史資料 平成元年3月22日)
●飯野八幡宮の流鏑馬と献饌 (県指定重要無形民俗文化財 昭和58年3月25日)
●絵馬双鷹図 (県指定重要有形民俗文化財 昭和55年3月28日)
●絵馬引馬図 (県指定重要有形民俗文化財 昭和55年3月28日)
●飯野八幡宮幣殿拝殿 (市指定有形文化財 建造物 昭和57年3月26日)
●源為朝の図額 (市指定有形文化財 絵画 昭和52年5月4日)
●絵馬 渡辺綱の図 (市指定有形文化財 絵画 平成11年4月30日)
●刀(銘 八幡大菩薩鈴木加賀守源貞則)  (市指定有形文化財 工芸品 昭和43年12月27日)
●飯野八幡宮神輿 (市指定有形文化財 工芸品 平成6年3月25日)
●竹林七賢図硯屏 (市指定有形文化財 工芸品 平成11年4月30日)
●仙女蟠桃図硯屏 (市指定有形文化財 工芸品 平成11年4月30日)
●猿田彦面 (市指定有形文化財 工芸品 平成23年10月20日)
●飯野八幡宮射具記 (市指定有形文化財 書跡 平成16年4月28日)
●飯野八幡宮簾帳賛并序 (市指定有形文化財 書跡 平成16年4月28日)
●青銅製鈴杏葉  (市指定有形文化財 歴史資料 平成元年3月25日)
●飯野八幡宮の流鏑馬の用具類 (市指定有形民俗文化財 昭和56年4月23日)
●高月舘跡 (市指定史跡 平成11年4月30日)
【御朱印】有

【年中行事】
●初詣:元旦早朝より年頭の祭「歳旦祭」が執り行われます。JRいわき駅から徒歩で訪れることもでき、初詣には約3万人もの参拝者で賑わいます。
節分祭(追儺式):毎年2月3日の節分の日に行われます。 
●流鏑馬:9月15日の例大祭直前の土・日曜日
例大祭:毎年9月1日の祭始祭から始まり9月15日の例大祭まで神事が続きます。

【イチオシ】
いわきの伝統行事についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
いわきの節分についてはこちら→< 豆まきに行こう!
徒歩で約10分
6

良善寺

  • 良善寺
浄土宗の寺院。磐城平藩の菩提寺。
徒歩で約3分
7

天田愚庵の庵

正岡子規に影響を与えた歌人の庵を復元
  • 天田愚庵の庵
嘉永7(1854)年に磐城平藩士の子として生まれ、明治時代中期に活躍した歌人「天田愚庵」の庵です。
戊辰戦争で行方不明となった両親と妹を探すため全国を旅し、山岡鉄舟や清水次郎長と出会っております。「巡礼日記」「東海遊侠伝」などの著書を残しており、また正岡子規は愚庵の影響を受け、和歌の革新運動に努めたと言われております。
昭和41(1966)年11月20日、伏見桃山(京都府)にあった「天田愚庵」の庵を松ヶ岡公園内に移築復元。茅葺き平屋建ての数寄屋建築で、平成31(2019)年3月18日に国の有形文化財に登録されました。

【イチオシ】
・いわきの歴史・文化についてはこちら→<時を紡ぐ歴史と文化
徒歩で約2分
8

松ヶ岡公園

桜、梅、つつじと自然あふれる街なかの公園
  • 松ヶ岡公園
明治40年、防火用水をかねた大貯水池をつくり、これを中心として桜、梅、つつじを植えて始まった市内で最も古い公園です。
東京大塚にあった旧平城主・安藤邸内の古つつじを移植し、現在は約340本のツツジや約200本のソメイヨシノが咲き、春の園内は多くの家族連れやお花見客で賑わいます。
また、安藤対馬守信正公の銅像や天田愚庵の庵など歴史的に価値の高い建造物や子どもたちが楽しめる複合遊具もあり、市民に愛され親しまれている公園です。

【桜の名所】【花見スポット】
【例年の桜の見頃】3月下旬~4月上旬頃
桜の開花状況はこちらから→<いわき 桜の名所案内~開花状況~
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