いわき名物ガイド

お子さまと楽しい旅を 古滝屋『紫苑』

いわきのお宿 温泉旅館編 温泉旅館の楽しみ方!その3

さまざまなタイプのお部屋がある古滝屋。その中でも個人差に配慮し、あらゆる人が利用できるようにつくられたユニバーサルルーム『花心楼』が4室あります。
その中のひとつ『紫苑』にはおもちゃや絵本があり、お子さま連れにおススメのお部屋です。
まずは古滝屋の一階。
ロビーには大きな本棚があり、ソファに座ってゆったり本を読んだり、奥にはキッズスペースやベビーシート付きのトイレなど、お子さまを連れてのお出かけも快適になるような設備が整っています。
7階には『花心楼』と呼ばれるユニバーサルデザインルームが4室あります。
お部屋の入り口からも高級感が漂うつくりになっており、私が宿泊する『紫苑』は一番奥にありました。

4部屋それぞれ個性があり『紫苑』はおもちゃが用意されている部屋でお子さま連れに人気があると聞いて気になっていました。
私は『いわきこどもプロジェクト』といういわき市内の子育て情報を発信するサイトを運営しているので、一度泊まって宿泊レポートを書いてみたいと思っていました。
今回、県民割プラスが始まったので真っ先に『紫苑』に宿泊の予約をしました。

『花心楼』をはじめ古滝屋のお部屋はこちらから確認することができます。
入り口を入ってまず目に入るのがすべり台と絵本。大人の私でも「おおっ」と思いました。室内にあるすべり台はお子さまが大喜びしそうですね。
大人の方も童心にかえって絵本を開いてみませんか?

奥にはクローゼットがあり、大きなキャリーケースなどもラクラクしまうことができます。

真ん中のソファ席にはおもちゃが置いてあります。自宅からおもちゃを持ち込まなくても、お子さまも喜んで過ごせそうですね。

奥は和室になっています。「温泉」といえば「温泉饅頭」。お茶うけに用意されている美味しい温泉饅頭でひと息つきませんか?

右手をのぞくとまた別の部屋がありました。
こちらは小上がり和室です。畳の上におもちゃを広げて遊ぶのもいいですね。

部屋に入って右手奥には半露天風呂。檜のいい香りがしてすごく贅沢なバスタイムが過ごせますよ。
部屋の隣にあるので入りたくなったらすぐに露天風呂に入れるのも嬉しいところ。
夜はムーディーな雰囲気の中で入浴できます。
部屋の大型テレビを窓越しに眺めながらお湯に浸かることもできるので、ついつい長湯してしまいそう。

左手には洗面台があり、奥のドアを開けるとトイレと浴室があります。オストメイトも設置されていました。

古滝屋の大浴場にはお子さまも楽しく入浴できるようにおもちゃも置いてあるのですが、小さなお子さまと一緒だったり、個人でゆったりと入浴したい場合は部屋のお風呂はいかがでしょうか。
こちらの内風呂は檜風呂よりも浴槽の縁が低くなっているので小さなお子さまやお年を召した方にもおすすめです。

古滝屋では布団は各自敷くことになっており、押し入れにはお布団が一式入っています。

こちらのお部屋は間接照明があるので、夜はまたオシャレな空間になります。
夕食会場は大広間です。コロナ対策のため大きな部屋に広く間隔をとって用意されています。
そのため夕食付きのプランは数が限られてしまうので、夕食付きのプランを希望する場合は早めに予約することをおすすめします。

季節やプランによってお食事の内容も異なると思いますが、旬の食材をふんだんに使ったお料理が次から次へと出てくるのでおなかもいっぱいになりました。
古滝屋には宿泊者用の貸切露天風呂があります。通常は有料ですが公式ホームページ予約特典により無料で入浴することができました。
こちらのお風呂は温泉ではありませんが眺めがよいです。

隣には女性宿泊者専用の露天風呂「天女の湯あみ」があり、そちらも素敵です。
(※「月待ちの湯」「天女の湯あみ」ともに洗い場はなく浴槽のみになります)
朝食はチェックイン時に7時、7時半、8時の時間帯から選びます。

部屋の入り口付近に飲み物コーナーがあり、セルフサービスになっているので好きなものを取って自分の席に着きます。席に着くとご飯とお味噌汁が運ばれてきます。

朝食もおかずが沢山あるので、どれから食べようか目移りしてしまいました。
すべり台や絵本があるお部屋なのでお子さまに喜ばれると思います。
またスタンダードな和室と小上がり和室とお部屋が2つあるので、3世代で旅行されるなど大人数での宿泊にもいいですね。
部屋には半露天風呂や内風呂がついているので、大浴場まで移動せずにお部屋でゆっくりバスタイムを楽しみたい方にもおススメです。

予算に応じてさまざまなプランがあります。朝食のみのプランや素泊まりプランを選んでお部屋はちょっとリッチに、なんていうのもいいのかな、と思います。
古滝屋の宿泊は公式ホームページから予約するのがおススメです。一番お得に予約できるほか、予約特典がついてきます。

(取材日R3/10/11時点の情報ですので詳しくは宿にお問い合わせください)
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この記事を書いた市民ライター
山田 亜希子

山田 亜希子

いわき芸術文化交流館アリオスが発行する「こどもをつなぐ、まちとつなぐコミュニケーションペーパー キッズ★アリペ」市民編集部員。
いわきでの子育て情報を発信している「いわきこどもプロジェクト」管理人。