いわき名物ガイド

いわきでいちご狩り!ヘレナストロベリーランドでお腹いっぱい大満足

数あるいちご園から、ヘレナストロベリーランドをピックアップしてご紹介!

冬が深まる12月末ごろ、いわき市のいちご狩りの時期がやってきます。
そこから5月末(農園によっては6月初め)まで長く楽しめるいちご狩りは、子どもから大人まで人気のレジャーですよね。
ハウスの中で体験できるので天候に左右されないのも魅力のひとつです。

今回、いわき市に4ヵ所あるいちご狩り施設の中のひとつ「ヘレナ ストロベリーランド」に行ってきました。
その様子を紹介していきますね。
  • ゴルフ場の中にあるいちご農園

    ゴルフ場の中にあるいちご農園

  • 車を進めると案内看板が

    車を進めると案内看板が

  • 駐車場看板

    駐車場看板

  • 顔出しパネルもかわいらしい

    顔出しパネルもかわいらしい

ヘレナ ストロベリーランドはいわき市添野町の「ヘレナ国際カントリー倶楽部」の中にある観光いちご農園です。ゴルフ場、宿泊施設、そして日本最大級の総合乗馬倶楽部を有する広大な敷地に足を踏み入れると、まるで海外にいるかのような景色が広がります。

門を通り抜けて敷地の中を車で進んでいくと、かわいらしいキャラクターの看板がストロベリーランドまで案内してくれました。

車を進めると大きなビニールハウスが見えてきます。ハウスの目の前の駐車場は50台の車が停められるようになっており、とにかく広い!というのが第一印象でした。

オリジナルキャラクターのいちごくんといちえちゃんが至る所で出迎えてくれます。
  • 大粒でおいしいいちご

    大粒でおいしいいちご

こちらのいちご園で食べられるいちごの種類は3種類。
・日本を代表する品種の「とちおとめ」。糖度が高くて程よい酸味が人気。
・宮城県オリジナル新品種「もういっこ」。すっきりとした甘さが特徴。
・いちご園でポピュラーな品種「章姫(あきひめ)」。酸味が少なく大粒で柔らかい果肉が特徴。

ハウスごとに違う品種が育てられていて、その日の状況によってはいちご狩りができない品種もあります。熟した実が少なくなってしまっている場合などですね。

私が行った時は「もういっこ」のハウスが閉まっていて、「とちおとめ」と「章姫」のハウスでいちご狩りができました。

とちおとめと章姫、どちらも甘くておいしかったのですが特に感動したのが章姫!

まず驚いたのがその大きさです。子どもの手のひらいっぱいの大きないちご!

失礼ながら大きな粒のいちごって大味なんじゃないかと思って食べ始めたのですが、甘みが強くておいしいんです。
柔らかくて甘い大きないちごが食べ放題だなんて、なんてぜいたくなんだろうと思いましたね。

係の人に話を聞いたところ、章姫って市場になかなか出回らない品種なんだそうです。
果肉が柔らかくて運びづらいのがその理由。
いちご狩りならではの品種なので、行った時に章姫のハウスがオープンしていたらぜひたくさん食べてみてください。

ヘレナストロベリーランドでは今年から章姫の栽培を始めたそうで、1月の時点では一番よく育っている品種だということです。

大粒なので子どもも摘みとりやすいですよ。すぐにお腹いっぱいになってしまいますが、それでも手が伸びるおいしさでした。

以前はハウス内に練乳を置いていたそうですが、2021年は感染症対策で置くのをやめています。自分で持ち込む分にはかまわないとのことでした。
ただ、いちごがとても甘いのでそのままで十分おいしくいただけました。
  • 小さいお子様でも手が届く高さ

    小さいお子様でも手が届く高さ

  • 広い通路。ベビーカーも通れる

    広い通路。ベビーカーも通れる

  • ベビーコーナーもうれしい

    ベビーコーナーもうれしい

  • 仮設トイレ

    仮設トイレ

  • カフェメニュー

    カフェメニュー

  • キッチンカー

    キッチンカー

  • ハウス内のテーブルで飲食可

    ハウス内のテーブルで飲食可

  • ワッフル

    ワッフル

  • いちごミルク

    いちごミルク

  • 自分で作るいちご大福

    自分で作るいちご大福

実際に行ってみて感じた、この施設のおすすめポイントを3つ紹介しますね。

★どんな世代でも楽しめる

広くて明るいハウスの中は、どんな世代の方でも楽しめるようになっていました。

いちごが植えられているのがちょうど子供の目の高さなんですね。娘の身長は約120cmなのですが、顔の前にいちごがあるのでとてもとりやすそうでした。
もう少し小さいお子さんでも、手が届く高さだと思います。
大人だと腰から腰上の高さにいちごがあるので、大きくしゃがまなくても大丈夫。
通路が広いので、車いすやベビーカーも通れるようになっています。
ハウスの端にはベビーコーナーも設置されていて、おむつ替えや授乳ができるようになっていました。
いちご狩り施設でここまで整備されているところは初めて見ましたね。
トイレはハウスの外にあります。仮設トイレですが、中は洋式でとてもきれい。とても気持ちよく使えました。


★カフェメニューが楽しめる!(土日祝のみ)

いちごだけでもお腹いっぱいになりますが、カフェメニューも用意されています。

ストロベリーワッフルやいちごミルク、それからコーヒーなど。
ハウスの外にキッチンカーがあり、外で食べてもいいし、いちご狩りの時間内であればハウス内のテーブルでいただくことができます。
自分で摘んできたいちごを食べながら、コーヒーを飲んでいる方もいましたよ。

私はいちごミルクとワッフルを頼みました。いちごミルクにはジャム状のいちごが入っていて、いちごそのものとはまた違ったおいしさ。
いちごと牛乳って相性抜群ですよね。
column
ヘレナリゾートでは、いちご狩り以外の体験も!

ヘレナリゾートでは、いちご狩り以外の体験も!

さらに別の体験も可能です! ハウスの外でサラブレッドやポニーと触れ合うことができます。餌やりをすることもできますよ。 残念ながら訪れた日は体調管理のためふれあいコーナーはお休みでした。 チラシによると月曜日はお休みのようなので、動物と触れ合いたい場合は気をつけてくださいね。

  • 暖かいのでコートは脱ぎます

    暖かいのでコートは脱ぎます

いちご狩りを楽しむコツはいくつかありますが、服装に気をつけるとより楽しむことができます。
ハウスの中は暖かいので、冬でもコートを脱ぎます。こちらの施設ではコートをかけられるハンガーラックも用意されていて、ありがたかったです。
コートの中は、いちごの果汁がついてしまっても大丈夫な服で行くこと。特に小さなお子さんは汚れてもいい服を着せていくと、ストレスなく楽しめます。娘が小さいころは服の上に着せるスモッグを持っていちご狩りに行っていました。

それから、できれば午前中に予約をして行くのをおすすめします。早い時間に行った方が赤く実っているいちごがたくさんあるので、選びやすいです。もちろん遅めの時間でも食べられるいちごは残っていますが、おいしそうな実は早い者勝ちですからね。

営業時間は10時~16時。
1時間半の体験時間なので、1日に4部制となっています。
料金は基本の大人料金が1,700円。時期や年齢によって変わります。

感染症対策で一度に入れる人数を減らしているそうなので、予約した方が確実です。
入園時には体温を測ったり、ハウス内に消毒液がいくつも置かれているなど対策がとられていました。

広くて明るい気持ちのよい空間で、ぜひいちご狩りを楽しんでくださいね。

予約など詳しくは、ホームページもご確認ください
ヘレナストロベリー ランド
田人観光いちご園
アグリパークいわき観光いちご園
大野観光いちご園
この記事を書いた市民ライター
れみふく

れみふく

2016年より夫の転勤にていわき市に居住の主婦。縁あって住むことになった場所を楽しみたい!という思いで活動をしています。お出かけが好きで、主にインスタグラムで福島県の子連れお出かけ情報を発信中。