北欧風カフェで感じる新しい風　CAFE Kiitos

前回ご紹介したDelica Cafe Kibacoと今回ご紹介するCAFE Kiitos。どちらも共通しているのは作家の作品が購入できるカフェということ。クリエイターズマンションがまさにそれです。クリエイターズマンションは簡単にいってしまえば“レンタルボックス”なのですが、キートス流のそれはとてもオシャレでカッコいいのです。それぞれの箱がマンションの一室で住人はクリエイターさん。住人達も個性溢れる方々でした。アクセサリーに編み物、バッグ、謎本を販売しているお部屋や作品を出品するとすぐに売り切れになってしまって作品の補充を待っているお部屋。とりあえずスペースは確保しておきたいけれど出品作品は考え中なので本来のモノとは別のモノを住人にしているお部屋など。みんなそれぞれのカラーがあって見ているだけでも楽しいです。
クリエイターズマンションは3ヵ月、６ヵ月、9ヵ月、12ヶ月と契約する期間を選ぶことができ、現在は満室だそうです。

このクリエイターズマンションのいいなと思うところは、アナログのメッセージ機能があること。作家さんに手紙を書いてポストに投函することができるのです。すでに手紙の入っているポストがありました。
作家さんは作品を補充したりするのにちょこちょこクリエイターズマンションに来るので、その時に手紙が入っていたら回収するそうです。このポストに連絡先が書いてある名刺を入れていくお客さまもいらっしゃるのだとか。「お仕事の依頼もあるのかなぁ？」なんて想像しちゃいました。
それぞれのポストにはSNSやウェブサイトのアドレスなども書かれています。すぐに連絡が取りたい方はネットから問い合わせた方が早いのですが、そうせずに手紙を選ぶなんていいですね。友人が「手紙は時間の贈り物。書くときにその人を思って、短い時間ではあるけれど手紙は旅をして届くから。」といった言葉を思い出しました。手紙は心と時間を贅沢に使いますね。

おうちカフェを楽しむものも販売されています。
中でも水出しアイスコーヒーは全国から注文があるそうですよ。SNSでの #おうちカフェ の投稿を見て注文してくださる方が多いのだそう。

他に雑貨や書籍の販売、CDの試聴もできます。お店で流れているBGMもいつも心地よくて好きです。“木を植える音楽”のCDもおすすめですよ。

“自分なりのよりよい未来を作っていこう”をコンセプトに、キートスでは「小さなお店の作り方」講座も行っています。
（もしかしたら新型コロナウィルス感染症の影響でちょっとお休みしているかもしれません）

「お店を開きたいんだけどどうしたらいいんだろう？」「何から始めたらいいの？」素朴な疑問ですがなかなかそういうことを教えてもらえるところってないですよね。こちらの講座ではそういったお話をキートス店主から聞くことができます。

お洒落な店内。私はZOOMをするときはこちらのソファ（２バージョンあります）の画像を使っています。

“キートスコーヒー”と裏メニューの“ローズマリーとレモンのスカッシュ”をオーダーしました。私はいつも「今日の裏メニューは何がありますか？」と聞いてその時の旬のものをいただきます。キートスに行ったらぜひ「裏メニュー」を尋ねてくださいね。
テイクアウトメニューも充実していますよ。そして時々デリバリーもあります。パンケーキもテイクアウトできるようになって嬉しい。

CAFE Kiitos
住所　いわき市植田町本町三丁目9-1　伊藤ビル1階
営業時間　11:30~19:00(日曜日18:00、木金14:00まで)
定休日　火・水曜日

（取材日 R3/8/1時点の情報ですので詳しくは店舗にお問い合わせください）