令和7年度第3回企画展「発掘！磐城平城　冬の陣　近代磐城平の夜明け」

11月29日(土)～2026年3月29日(日)までの期間中、いわき市考古資料館にて、令和7年度第3回企画展「発掘！磐城平城　冬の陣　近代磐城平の夜明け」を開催いたします。

近年、JRいわき駅周辺では、公園整備や再開発事業にともなう発掘調査が多数実施され、江戸時代の磐城平城の絵図を参考にすれば、本丸や田町曲輪、さらに堀跡などが調査対象となりました。
江戸時代の成果では、本丸の本丸御殿跡や田町曲輪の武家屋敷跡の建物跡や出土品から華やかな暮らしぶりを垣間見ることができ、明治時代に入ると政治、社会制度の変化により、役場の開設や鉄道の開通など、近代化の波が押し寄せてきました。

企画展では、第2回企画展に続き、発掘調査によって明らかになった磐城平城廃城後の姿、そして、人々の暮らしの様子などを出土品とともに紹介します。
また期間中は、東京大学大学院情報学環特任研究員の門馬健氏を講師にお迎えし、講演会の開催や施設職員による展示解説会が催されますので、ぜひご参加ください。


《会期中の催し物》
・講演会「坂下事件前後の江戸政局と安藤信正」※事前申込制
日時：2026年2月22日(日)13:30～15:00
講師：門馬健氏(東京大学大学院情報学環　特任研究員)
会場：いわき市生涯学習プラザ 4階大会議室
定員：80人 ※先着順
申込期間：2026年1月2日(金)9:00～
申込方法：考古資料館の窓口または電話、FAX、メールにてお申し込みください。

・展示解説会
日時：12月6日(土)、3月8日(日)いずれも14:00～15:00
会場：いわき市考古資料館 1階企画展示室
定員：各30人　※当日受付
料金：聴講無料
解説：いわき市考古資料館職員