2019年7月27日(土)より、映画館「まちポレいわき」にて、「作兵衛さんと日本を掘る」が上映されます。
2011年5月25日、名もない炭鉱夫の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産になった。暗く熱い地の底で、石炭を掘り出し運ぶ男と女。命がけの労働で、この国と私たちの生活を支えた人々の生々しい姿である。
作者の山本作兵衛さんが炭鉱の記録画を描き始めたのは、石炭から石油へというエネルギー革命で、国策により炭鉱が次々と消えていくさなかであった。その裏では原子力発電への準備が進んでいた。
作兵衛さんの残した記憶と向き合い、その絵さながらに働いた元おんな抗夫の人生や、作兵衛さんを知る人々の証言を通じ、この国の過去と現在、未来を掘る!ゴットン!
是非、ご覧ください!

〈上映場所〉まちポレいわき 〈公開日〉2019年7月12日(金)より
     ※7月13日(土)初回上映終了後、熊谷博子監督舞台挨拶
     ※上映時間は「まちポレいわき」までお問い合わせください。
〈出演〉井上冨美、井上忠俊、緒方恵美、菊池茂久馬、森崎和江、上野朱、橋本カヤノ、渡辺為雄
〈監督〉熊谷博子

ー監督の言葉ー 当時の炭鉱の姿ではあるが、私には、そのまま現代に思えた。中に描きこまれた労働、貧困、差別の問題、戦争への記述、共働き抗夫の家事労働に至るまで今と同じだ。特にエネルギー産業の労働構造は、完全に重なって見える。前回のオリンピックは1964年。首都圏が好景気に沸く一方で、筑豊には失業者があふれていた。作兵衛さんをめぐる人々が語る、今につながる炭鉱の意味。作兵衛さんと、絵の中の名もない人々とともに日本を掘りたい、と切に思った。
  • 熊谷博子監督作品『作兵衛さんと日本を掘る』上映!7/27(土)~

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