<市指定無形民俗文化財>田人の念仏太鼓

田人の念仏太鼓は、じゃんがら念仏踊とともにしられているが、その伝承の経過については明らかではない。念仏太鼓の構成は、太鼓6~8人・鉦切り1人・笛2~3人で、笛が全体の流れをリードする。念仏太鼓を演じるのは、お盆と祭礼のときである。

黒田地区では、新盆回向(8月13日)で、精霊供養を家々の庭先で行う。また、満照寺不動堂(県指定)の8月最終土・日曜日の宵祭・本祭にも奉納される。入旅人では、新盆回向(8月14日)、地蔵尊の祭り(8月23日)に行う。小土神社の祭礼9月15日(古くは旧8月1日)にも念仏太鼓を奉納する。このときは鉦はたたかない。衣装は、浴衣・帯・襷・鉢巻(後ろ結び)・手甲・白足袋をつけ、ぞうりは履かない。
田人地区には、現在4つの実施団体があり、基本的な所作はほぼ共通している。新盆回向時の演技の流れは次のようになる。門口で太鼓・笛・鉦による「繰り出し」(繰り込み)から始まり、前庭に入ると「前叩き」・「山道」・「雷」を叩き、少し間をおいて「四方固め」。代表の回向口上が終わると、短い「前叩き」と「雷」となり、「繰り出し」によってその家を去る。
※いわき市教育委員会発行 「いわき市の文化財」より転載

よみがな
たびとのねんぶつだいこ
名称
田人の念仏太鼓
時期
8月の盆、各神社例大祭等
開催場所
いわき市田人地区
備考

市指定無形民俗文化財(平成5年3月26日)

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