<国指定重要無形民俗文化財>御宝殿の稚児田楽・風流

平安時代末期に立荘され、菊田荘の総鎮守であった御宝殿熊野神社の祭礼。神事と民俗芸能が一体となり、古式にのっとり厳かに行われている。
現在祭りは7月31日と8月1日に行われ、農作物の豊凶を占う鉾立の神事、豊作祈願の稚児田楽、豊年感謝の風流がある。2日間で7回演舞される、全国的にもめずらしい稚児による田楽。

※平成28年度より7月17日、18日の開催となりました。

よみがな
ごほうでんのちごでんがく・ふうりゅう
名称
御宝殿の稚児田楽・風流
時期
7月17日(宵祭)、18日(本祭)
開催内容

【鉾立の神事(おほこだて)】
鉾に兎と烏がそれぞれ描かれた孟宗竹を持ち、150メートルの参道の前方より社殿前へ先を競って立てる。農事の豊凶を占う年占いの神事で、早く立った方が豊作または豊漁になるという。兎の鉾を「五穀豊穣」とし山方とする。烏(三本足のカラス)の鉾を「浜大漁」とし海方とする

【田楽】
豊年の予祝。田植えから収穫に至る農耕神事を儀礼化したもので、五穀豊穣を祈る。古典楽器のびんざさらを持ち、その摺り音がざらっざらっと聞こえるため、ざらっことも呼ぶ。烏と兎を描いた露払いを持った2名と、びんざらを持った6名のざらっこ、合わせて8名が向き合って舞う。囃子方は笛と太鼓で、この囃子方の太鼓の胴打ち「カッカ」、真打ちの「ドン」と、笛のリズムで動くため、「カッカドン」という。

【露払い】
ほこ竹を90センチメートル程にしたものを持ち、浴衣に白足袋で背に「二つ巴」の社紋を染めた上衣を羽織り、黒い烏帽子をかぶる。

【ざらっこ】
18センチメートル程の細い檜板を30枚ばがり麻糸で通したささらを鳴らし、露払いと同じ服装で二つ折の板笠をかぶる。

【風流】
豊年の祈願・感謝。長子地区氏子によって受け継がれ、子孫繁栄・豊作祈願・天下泰平を念じて演じられる。「獅子舞」と呼び、鷺舞・龍舞・鹿舞・獅子舞の4種からなる。参道の高い櫓の上で演じられ、いずれの舞も四方をめぐりながら3回飛び上がり、3回回ることが基本となる。

郵便番号
974-8232
所在地
いわき市錦町御宝殿81
TEL
0246-62-2207
アクセス

<車>常磐自動車道「いわき勿来I.C」より約10分

備考

国指定重要無形民俗文化財(昭和51年5月4日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Facebook






ページ上部へ戻る